●宮島水族館● http://www.sunameri.jp/index.html
『ふれあい』モニュメントの前で友情を誓い合う3人。江口は混じらない。
さて、そろそろ書き終わるかな。というか、いい加減書き終われよ。
この時点で日付は8月5日。すでに旅行日より3週間経過。そろそろ次のおでかけの予定も動き始めているっていうのにさ。ちゃきちゃき行きましょう、ちゃきちゃき。
とか言ってたら、ついに今日は12日。ごめんよ。ホントにごめんよ。誰に謝っているのか。たぶん江口の中の良心に。書き始めたはいいが、いまもとっくに寝る時間を過ぎているのでどうしたものかと。
ともあれ、宮島水族館です。入館料は大人一人¥1050. 中にはいると大きな水槽がお出迎え。日本近海の魚だそうです。鯛やヒラメやシマアジや。 品揃えが生け簀です。解説も、魚が食用かどうかに焦点を置いて紹介されていました。日本近海には美味しそうな魚たちがたくさんいます。 順路に沿って奥へ進みます。まあ、順路なんてあってないようなものだけど。 と、進もうとしていたら、場内アナウンスが。
『10:30より、アシカショーを開催いたします〜』
行くでしょうよ。 まだ展示をみている途中ではあったが、アシカショーをめざす。 しかし、通路の途中には障害物が。
『ペンギンちゃんとふれあい体験は間もなく終了いたします〜』
間もなく終了いたします〜。
触るでしょうよ。もう引き上げようとしているペンギンに ちびっ子達がわらわらと集まる、その人垣を掻き分けてペンギンちゃん。M3くんにカメラを渡して触る江口を撮らせる。どうぶつだから気を遣ってフラッシュはたかないようにしていたのだが、大丈夫だそうだ。慣れさせたんだな、ペンギン。 ペンギンの背中は、こまかい羽毛がびっちり生えていて、濡れたぬいぐるみみたいな感触でした。 全くの先入観であるし、冷静に考えたらそうだよなあと思うのですが、江口、魚の表面みたいな感触だと思ってました。鱗とか。 さんざん堪能して、そこから離れようとすると、インストラクターのお姉ちゃん、すかさず「手を消毒して下さ〜い」。 かわいいペンギンちゃんも、所詮は畜生なのだと、現実に引き戻される瞬間。
と、余計な寄り道をして。アシカショーへ。すでに会場は満席で立ち見。 見た感想は。 周りの目があるので普通に感動していたが、1ヶ月経った今振り返ると(いや、実は鑑賞していたその場でも)、まあアシカはアシカだな、と。江口はきっとアシカに過剰な期待をしている。アシカに罪はない。たぶんそれはあんまりかわいくなかったからだろう、触らせてもくれなかったし。
でも潜水中はかわいいなあと思った。 エビのしっぽみたいで。 |
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アシカを堪能し、再び本来の展示に戻ります。 魚が終わると次は海洋生物です。クラゲ、タツノオトシゴ、イソギンチャク、ヒトデ、ウツボ、あれやこれや。水族館なのでたくさんいます。だからまあ、それの一つ一つの解説はいいとして。
それよりも、なんでわしら4人は別行動を取るのか。みんなでおてて繋いで順番に見て回ろうとか言う考えはないのか。場内アナウンスがなかったら、わしらは永久に別れたままなのではないだろうか。 そういえば、わしらが同じ学舎にいたとき。サークルの旅行で動物園に行った、その時も全員別行動だったのを思い出した。わし、ひとりでヘビ館見てたよ。2往復。 次のアナウンス。
『11:15より、テッポウウオとピラニアの実験を開始いたします〜』
水槽前に行くと、ヤロウたちも集まってきました。なので今度はみんなで観察です。とはいえ、会場はアシカショーのような舞台ではなく、展示水槽前。休日で人の賑わう水族館の、決して広くはない水槽の前に、子どもも大人も貼り付くように集まる。江口、テッポウウオの水槽で一番前になり、しかしおっきなお友だちとしてはここで立ったまま見るわけにも行かずしゃがんでいたら、水面でテッポウ撃ちまくる魚の勇姿は全く見られなかった。ピラニア水槽も似たような状態に。 ところで。ピラニアってでかいなあ。 いや、実はね。江口の小さい頃、近所のおっさんがピラニア買ってた。エンゼルフィッシュぐらいの大きさだったと記憶しているし、江口の中ではそのイメージのままだった。なんだろう、あの憎たらしい魚は。そりゃ牛も食べるって。
あとはクリオネと、動くクリオネをケータイで撮影しようにもタイミングが合わずに後ろの人をものすごく待たせながら何度も撮影を試みて結局1ショットもまともにとれなかったおばちゃんを見て終わる。
てゆうかそろそろ動きましょう、お昼ごはんは広島市内に行く予定なんでしょう。
ちなみに、この予定は夕べ、わしとM3くんだけで勝手に決めた。大丈夫。ナビはM3くん。江口は江口。
では、再び旅館に戻って荷物を受け取り、宮島を出ましょう。 しかしその前に、疲れたのでちょっとかき氷の一つでも。 水族館前でかき氷売っていたのでみんなで食べる。通りがかるちびっ子達に羨ましがられる。それも当然だろう、見せびらかしながら食ってるんだからな。
●お好み村●
ヤマモリキャベツ。
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こっちでは卵。
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モヤシ入ります。
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ひっくり返して。
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ネギもヤマモリ。
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いただきます。
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旅館に戻る。大量に忘れ物をしていたことが判明。てゆうかM1くんが。うっかりしすぎ。 みんながトイレ行ったり何だかんだしている間、旅館のおっちゃんと軽く世間話。今日は夕方からBOOMのコンサートがありますが、それにはいかないんですか、と聞かれる。そうか、今日はそれがあったな、混雑の一因はそれか。おっちゃん、まあこんな交通の便が悪いところに、良く来てくれますねと。 大丈夫。15分に1本定期便が通っているここは、全然便は悪くないよ。寧ろ便利だよ。 だってわしらの住んでいるところは、電車は30分に1本だよ(鈍行なら1時間だ)。 雰囲気も良い、文化遺産もある、交通の便も良い、宮島はいい島でした。そんな島に別れを告げ、わしらは再び船へ乗り、本土へ戻る。
ではお昼ごはんを求めて、広島市内に入りましょう。
ところで、江口はこうして広島旅行を盛り上がっているが、ここへ来てようやく思い出したのだが、前の職場ではしょっちゅう広島市に出張させられていた。広島はぜんぜん初めての街じゃない。
お昼1時も回って、やっと広島です。遠かったです。目的地はお好み村と決めていましたが、でもその前に駐車場を探さなければなりません。やはり休日だからか、どこもいっぱい、しかし運良く商店街の近くに見つけて駐車完了。 それにしても、この時のM3くんの女房ぶりはどうしたものか。運転手M1くんが車を停めた、その後にお互い何も言わずM3くんは受付に行きチケットを貰っていた。ツーカーか。どうもこの二人は、普段からこんな関係のようだ。そりゃしょっちゅう二人でドライブ行ったりしてるもんな。
そしてしばらく歩いて、お好み村に到着です。
お好み村。 言うまでもなく広島県はお好み焼きが名物。しかもこの地方独特の、広島焼き(このしばらく前に、テレビ番組でアンガールズが『広島焼き』と表現されることに怒っていた。広島のお好み焼きこそお好み焼きのスタンダードで、大阪のザツなお好み焼きと一緒にするな、と)。 そしてこのお好み村は、さまざまなお好み焼き店で成り立っている、お好み焼きビルなのですよ。まあ、カラオケ屋とかもあるけど。 入り口にフロアの案内板がある。 だが、ここでどこの店が良いか悪いのか、まったく判断の付かない我々。 とりあえず、店のあるフロアまで行って考えよう、と。 そして4階へ。 エレベーターを開けると、真正面にあった店が『厳島』。さらに上手い具合にちょうど席が空いている。 決定。こんなもんです。
選択したメニューは『厳島スペシャル』。スタンダードも分からないのに、トッピングとかなんたら決められるわきゃない。もう店任せ。そしたらネギがヤマモリでちょっとアレだったんだけどね(江口、生ネギ嫌い)。
焼くのは全部おばちゃんがやってくれます。我々は黙って見守るのみ。疲労もあって4人とも黙っておばちゃんの手先を見ていたら照れられた。すんません、ゆかいなおしゃべりが出来ない子で。 とりあえず、観光客全開で、おばちゃんの一挙手一投足を全部写真に収めていたのですが。そんな我々を見ておばちゃんは「外人さんもよくそうやって写真を撮って帰る」と言った。まあ、江口が外人さんに間違われちゃったワ。 しかし焼くところと見ていて思った。 広島焼きの特徴である、ヤマモリキャベツ。あれをいったいどうやってひっくり返して1枚のお好み焼きに仕上げているのかと思っていたが。 けっこう、ぼろぼろこぼす。こぼしたのを元の1カ所にかき集めて形を作り直す。 なんだ、江口家と同じ。
出来上がったお好み焼きは、かなりハードボリュームでした。 さあ食べようと思ったら、更にソースとマヨネーズが別容器でわたされます。いやいや、完成時にすでにソースがかかっているのに、まだソースをかけろと言うのか? まあ、この辺はお好みだろうな。 あつあつうまうまを美味しく頂戴して、さあごちそうさま帰ろうとしたら、楊枝と鏡をわたされました。アフターサービスもばっちり。これが広島お好み焼き屋か。
●復路●
『復路』と言っているからには帰り道の何かを語らねばならないが、まあ行きと同じだし、特に愉快な出来事も遭遇しなかったし。3時半ごろに広島を出発し、最初の待ち合わせ・児島に6時すぎに戻ってきました。いよいよみんなともお別れです。M1くんがいろいろおみやげを持たせてくれます。何でしょう。
7時過ぎに観音寺に戻りました。とりあえず江口家で晩ごはんを兼ねた反省会です。
まず、今回の戦利品。
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右奥:M1くんが持たせてくれたキュービックドラフィギュア6体セット。 右:せと貝最中(大)¥840 中:カレーパーサブレ(小)¥530 左奥:江口家のドラリモコン(フレームに入った) 左:もみじ饅頭¥630 左手前:広島限定もみじドラマスコットとストラップ。
ついで:広島限定ピンズ2種。 |
そしてM1くんが持たせてくれたおみやげその1。 日本酒と焼酎詰め合わせセット。なんだこれは。お中元か。 おみやげその2。 焼きCD1枚とMD3枚。 MDは残念ながらこの時点でデッキを売っぱらっているのでまだ聞けていないが、CDのほう。 M1くんは昔から、ネットで拾ってきたゆかいなフラッシュやゆかいなサイトを落としてこうして配ってくれるのだが。どうしろというのでしょう。
以上をもちまして、メガネ祭り2005の全行程を終了いたしました。ちなみにここの文章を書いている今日は8月16日。すでに1ヶ月が経過してしまいました。そして来週には、遍路道企画も立ち上がっています。 どうもずるずると引きずってしまって申し訳ございませぬ。来週の遍路(11番〜予定)報告は、きちんとしよう。きちんと。
ではまた。
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