2回に1回は番外編をしてるな、と言われましたえぐちず2。方向性を見失っているのはじゅうじゅう承知しております。 春になっての江口梨奈。狂ったように休みの旅にピクニックに出かけておりました。すべては去年の水ぼうそう。アレのせいで桜をまったく見られず、発熱の中で春が終わってしまうという口惜しい事態に。ワタシ、ニホンジン。サクラ、ダイスキ。去年の春を取り戻すべく、ピクニックピクニック。近所の公園という公園を巡っておりました。 実は江口、1度だけ行ったことがあるんですよ。それもまあ、可愛い理由で。 しかし、ここを訪れるのも約10年ぶり。前回の下見の時は駐車場で引き返したので、中までは詳しく知らなかった。そして時間の経過。記憶も薄れるというものでしょう。聞けばこの公園、立派な桜の名所で、花見客などもわんさと詰めかけるそうな。おお、民営公園かと思って油断していたが、なかなかどうして期待できそうな公園じゃないか。いやさ、そもそも公園、なんかの木があって芝生があって、ブランコ程度の遊具があってベンチがある、そこで手入れが行き届いているかいないか、施設そのものが古いか新しいかぐらいしか変化はないだろう。過去のハズレ公園をみても、この想像を超えるものは無かった。 ああしかし。 まさか近所にこんなパラダイスが存在していただなんて! それでは今しばらく、江口の旅におつきあいくださいませ。
場所はですね、県道24号線(通称:善通寺大野原線)沿いにあります。善通寺に向かって左側。でっかい看板があるので、見落とさないだろうと思いますが、交差点そのものは他人ん家の敷地に入っていく風に見える道なので、ちょっと悩むかもしれません。大丈夫です、その坂道を登りましょう。 その噴水のところが駐車場です。 トイレの壁。
タイルアートのダウンタウン発見。松本人志に髪が生えている時代です。 さて、お腹も空きました。この緑の多い公園で、楽しくおべんとうタイムにしましょう。 遊具があり、池があり、池を囲む遊歩道があり、ベンチがある、普通の公園です。古く、錆で傷んでいますが、それは仕方のないことです。我々以外にも初夏の陽気を楽しんでいる方々もいます。 と、こんな家族連れがにぎわっているところを、われわれイイ歳のふたりが邪魔をしてはイケナイ。他にいい場所はないかと、ちょっと進んで案内板の元へ。 良く見れば、この辺り一帯の木はすべて桜。足下には、桜の萼がぎっしり。桜の名所というのは伊達ではないようだ。きっとシーズン中は、視界のすべてがピンク色で、あちこちで花見客がそれを愛でていたに違いない。しかし今は5月。そして平日月曜日の真っ昼間。人がいると思う方がおかしい。はい、広場には誰もいませんでした。 ふれあい広場は、キャンプ場にもなっています。きちんとした炊事場と、おそらくキャンプファイヤーのためだろうスペース。 誰も来ない寂しいふれあい広場。ときどき出没するトカゲとふれあいながら、おべんとうタイム終了。 適当に歩く。どうやらまだあちこち工事中のようである。『三豊市誕生記念植樹』などあった。新しくなっているところ、古いままのところ、ごちゃまぜになっています。道場がありました。なんの道場かは不明。あと、ここには城があるはずなんです。それこそ、24号線を走っていたら見える。実はそこを見たくてこの散策を始めたのですが、城に行くためには山をまだ登らなくてはならないようだったので止めた。体力も熱意も無いんです、そんなに。 下る道を探しながら進み、一番最初の、例の投棄ボートのある地点まで戻る。 ‥‥この時点までは、いつもの、よくある公園散歩。奥の遊具も、一通り触って、それで気が済んで帰るだろうと思っていたのに。 脇にそれて、最初に目に付いたのは、すり鉢状の謎の設備でした。大きなコンクリート製のあり地獄、といったところでしょうか。底の方には落ち葉やらなにやらが溜まっており、側面にはロープ。まあなんて事はない、そこに転がり落ちて(嘘)遊ぶための場所なんだな。遊ぶためか、鍛えるためかどっちなのかは不明。 ブランコ? バイキングシップ? 飛行機? ‥‥‥‥。 えええええーーーーー???? 写真が分かりづらいのは、まさかこんな事態に遭遇するとは思わなかったのでいつものデジカメを持っておらず、ケータイのカメラで撮ったから。使い慣れないものだとどうも感じが掴めず。弘法じゃないから筆を選ぶんだよ。 しかも。 1・使用する人は(不明)以下に限る 電動なんですかーーー??? もう一度、ブランコの写真。
人力じゃん!!! しかも一人でしか動かせない!!! そう、中央のポールにバーが付いており、それを押すとブランコが回る。 『奴隷ブランコ』と命名。 それをふまえて、もう一度バイキングシップと飛行機を見てみましょう。
ちゃんと動くのが更にびっくりだ。 逆に感心するな、このツクリに。 思うに、出来たばかりのピカピカの頃は、大人気遊具だったのではないだろうか。江口だって、本当なら乗りたかったさ錆びてさえなければな。 奴隷遊具に過剰に反応していますが、知らん顔して滑り台とかも、降り口が岸壁に向いていたりする。谷じゃなくて壁ね。だから滑り降りるとぶつかる。 いやあ、こんな愉快なエリアがあったなんて。予想以上に楽しんでしまいました。 → 左下部分拡大 → 載ってないよ!? さあ、今度こそ気が済んだので、今度こそ本当に帰ります。 以上をもちまして、ようやく朝日山レポートを終了します。 追記。
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『えぐちず2』は、『江口梨奈のすてきページ』のいちコンテンツです。