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●2007年9月22日〜24日の旅●
 チョコベビーが溶けました。夏。
正直に言っていいですか。
もう昔すぎて忘れかかっています! ごめん!! あと2泊3日の旅行だし。本気で書いていたら、また半年ぐらいかかりそうだ。なのでざっといくよ、ざっと。
今回のメンバーは、わしを含めて5人。わし、いつもの同行者、今回の主催者である岡山県のMくん達、福岡から呼びつけたKくん。 時々、岡山M連は、わしらの住む香川県に遊びにくるのだが、今回はこっちから岡山に行こうという話をしていたら、ちょっとした旅行計画を立てられてしまった。オウ、なんて大歓迎を。わしらにとっては旅行なので純粋に嬉しいが、あんた達は住民票を置いてある同じ県内で自宅じゃないところに2泊もしていいのか。
ともかく、スタートです。
●往路●
 瀬戸大橋でも俺は真人間をやめるぞー
シャウトするのがお約束。
●備中高松城●
 お昼ゴハンは、Mくんお勧めのカツ丼やにて。 写真はノーマルカツ丼と、ドミグラスソースカツ丼のペアセット。
児島駅前で待ち合わせ。なんでか知らんが、まだ岡山M連が到着するのに時間がかかりそうだ、というのでどっかで時間を潰すことに。電気屋があったので、そこへ。しばらくすると到着の報せが。「どこにいるの?」「電気屋」「やっぱり」と言われました。お見通しのようです。
昼ごはんを食べてから、まずは第一の目的地・高松城へと参ります。
この岡山M連、城が好きです。休みの度に、男二人連れだって、あっちの城こっちの城と飛び回っているようです。 なので今回の旅行も、城がメイン。いちおう、わしの意向も聞いてくれたようだが、でもメインは城。だって彼らは城好き。
ではここで予習。 高松城とは? 清水宗治が城主。それを落とそうと、豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)率いる信長軍が、周囲の沼やら川やらを堰き止めて城を水没させようというワイルドな策を思いついて本当にやられた城。「高松城水攻め」という呼び名で有名。落とされた城なので、もう城跡としてしか残ってません。 『水攻音頭』なるものも作られました。
♪時は天正のその昔 天下制覇の信長が 中国毛利を討つために 羽柴秀吉将となす(以下6番まで続く)
※全然関係ないんだけど、この音頭の頭に、♪じゃなくて山みたいな記号を使いたくて。で、あの記号はなんて言うんだろうとさんざん調べてたらえらい時間を食ってしまった。答えは「庵点(いおりてん)」、またはそのまんま「歌記号」。ここで力を使い果たしたので今回の更新はここまで。
次回の更新まで、「戦略を練る知将ども」の絵でお楽しみください。

知将ってのは嘘だ。ごめん。
‥‥と、次回の更新まで〜って言っていながら今日は2008年8月11日。もうすぐ1年経っちゃうよ! 時々、同行した岡山M連に怒られてます。ごめん。
ともあれ、城の大好きなM連によって、ここの解説がなされました。んもうM本くんに至っては、水を得た魚の如く。由来書きの看板や、書き割り水攻図があったんだけど、そこの前で解説するのな。

しかしよくもまあ、そらでペラペラと解説が出来るもんよ。それに食い付いて相槌をうつ他のヤロウども。なんだよあんたら、意味わかるのかよ。

江口はまったく理解出来ないので、睡蓮畑に沿って設置されている遊歩道へ逃げてみました。
城跡はなんにもないけれど、資料館がありましたので覗きに行きます。入館自由。

元はどういった建物だったかは忘れたが、まあよくあるナマコ壁の倉です。 中には職員さんが3人ぐらい、わしらが5人、他に、入ろうかどうしようか迷っていたがわしらが入ったのでそのイキオイで一緒に入ってきた他の観光客か散歩中か分からないが通りがかりの人が3人ほど。かなりの人口密度になりました。暑い暑い。 一応、資料が販売されていて、職員さんに質問したら一通り答えてくれる、よくある普通の資料館です。でも狭いのと暑いのとで、通りがかりの人たちはさっさと出て行ってました。汗だくになろうがどうなろうが資料の隅々まで見尽くすのはいつものことで。
はい、では次に行きましょう。
●備中国分寺●
 やや曇天。
高松城跡から走ること小一時間。次の目的地は国分寺だそうです。江口はスケジュールを聞かされていないので、連れて行かれるままでございます。 国分寺ってーと、あれですね、聖武天皇が各国に作らせたヤツですね。なので各国にあります。香川県だってあって町名にもなってます。なんなら四国八十八カ所の、四国四県それぞれの札所にもなってます。 ともあれこちらは岡山備中国分寺。五重塔がよく見えます。 とりあえず車は、道を挟んだ向かいにある『吉備路もてなしの館』脇の駐車場に停めます。入り口まではちょっと歩きますが、どうやら国分寺周辺が、ぐるりと遊歩道になっているらしく、犬を連れた散歩住人や、虫取りにやっきになっている子供連れなどがいました。周囲は花畑で、というか草花が好き勝手に茂っていて、ちょっと手入れしてもいいんじゃないかなあと思ったり思わなかったり。まあ暑い時期だしね。 中は普通の寺。でも観光客はやっぱり多いね。外国人観光客がけっこう多かったし。
ふと気が付いたもの。
→ 拡大 → 『日照山國分寺 善男 善女』
いや、それだけ。
五重塔の中までは見られませんが、外はかなり近付いて見られます。ので、いつものごとくじっくり見させて頂きます。何時の頃からか、装飾に何の彫刻がなされているかを気にするようになってました。たいていが、ぐるりと干支を彫ってある。もちろん、なんか意味があるんでしょうね。 あと、ライトアップのためでしょうか、電気コードがみえました。きっと夜とか記念日とかにはいろんなことがなされるのでしょうね。
遊歩道を先に進むと、古墳があるそうなので、せっかくなので見に行きましょう。 こっちまで覗きに来る人は珍しいのでしょうか、遊歩道脇で畑仕事をしているおっちゃんたちに「そっちに行っても古墳しか無いよ」と声をかけられました。お心遣い有り難うございます。
3分ほど歩いて、到着。

こうもり塚古墳、らしい。中までは見られませんでしたが。

図解板。 まあこれで、察して下さい。
では本日のお宿へ移りましょうか。
●1日目のお宿●
 http://ryokanso.kurashiki.co.jp/ 山の上のホテル
いやあ迷いました。 結構細い道を通って、山の上の方へ行くんですけどね。行きづらいったら。 本日のお宿は、国民宿舎・良寛荘。 「とにかく安いところを!」という、江口の希望が叶えられた形です。
で、やっぱり5人大部屋。 だからいつも言っているが、誰か1人ぐらい江口をレディとして扱おうって男はいないのか。
えーと、料金がね、大部屋宿泊費1人4200円(休日割増)で、夕食が3150円、朝食が1050円だ。こう考えると、トータル8千円。施設の充実度から考えると、まあ安い方ですね。でも利用したこの時から1年経った現在、宿泊費が一律5250円になってた。高ッ。
ホテルの設備としては不満はありません。若干、接客サービスの低さを感じましたが、値段相応ってとこでしょうか。 大浴場があったので、温泉でもないのに5回入浴をしてしまいました。だってつい。
さてここでー。
我々は岡山M連に、こんな指示を出していました。
「『クイーンズブレイド』買ってこい」と。
クイーンズブレイドとは? この当時、一部の巷でちょっと前に話題だったゲームブック。 書店員のわたくしが、面白半分に店頭に入荷させて、吟味しつつ買ってしまったものです。 1人では遊べないので、対戦相手が欲しいところです。対戦するためには、ユーザーがそれぞれ本を1冊以上持たなければなりません。 だから買ってこいと。 敢えて、どのキャラクターを買えとは言いませんでした。やはりどのキャラクターが好みなのかを赤裸々に暴露していただきたいですしね。
その結果、それぞれが用意したキャラクターは。
わし‥‥メルファ/同行者M‥‥ナナエル/岡山M連‥‥ナナエルとノア
ナナエルが被ってしまいましたー。

夜は更けていきます。
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