こぼう
小坊主。以下、『小坊(こぼう)』と呼ぶ。

 


江口梨奈と四国八十八カ所と小坊主の旅


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●はじめに●

●『えぐちず2』のコト●

●そして出発●

なんか長くなって来たので分けました。

●遍路巡礼●

○番外編○ 

●2005年5月9日の旅●
 遍路巡礼を始めた江口梨奈

(1)霊山寺 (2)極楽寺 (3)金泉寺 (4)大日寺[a] (5)地蔵寺 
(6)安楽寺 (7)十楽寺 (8)熊谷寺 (9)法輪寺 (10)切幡寺


●2005年8月23日の旅●
 遍路巡礼を復活させた江口梨奈

(11)藤井寺 (12)焼山寺 (13)大日寺[b] (14)常楽寺 (15)国分寺[a]


●2005年10月17日の旅●
 遍路巡礼リベンジの旅

(16)観音寺[a] (17)井戸寺 (18)恩山寺 (19)立江寺 (20)鶴林寺 (21)太龍寺


●2005年12月5日の旅●
 江口梨奈、徳島県制覇

(22)平等寺 (23)薬王寺
【よりみち】大浜海岸


●2006年3月20日の旅●
 2006年遍路の旅

(24)最御崎寺 (25)津照寺 (26)金剛頂寺 (27)神峯寺
【よりみち】室戸岬


●2006年5月29日の旅●
 寄り道を覚えた遍路旅

(28)大日寺[c] (29)国分寺[b] (30)善楽寺 (31)竹林寺 (32)禅師峰寺
【よりみち】龍河洞


 ●2006年8月28日の旅●
 真人間を止めて遍路巡礼

(33)雪蹊寺 (34)種間寺 (35)清滝寺 (36)青龍寺
【よりみち】桂浜


 ●2006年11月13日の旅●
 かわうそ焼と三度栗と芋けんぴ
 

(37)岩本寺


 ●2007年5月21日の旅●
 さよなら高知県

(38)金剛福寺 (39)延光寺 (40)観自在寺
【よりみち】 足摺岬


 ●2007年8月27日の旅●
 盆帰省ともいう。

(41)龍光寺 (42)仏木寺


●2008年7月21日の旅●
 盆帰省ともいう。(2)

(43)明石寺


●2009年3月2日の旅●
 半分が終わりました。

(44)大宝寺 (45)岩屋寺


●2009年11月24日の旅●
 松山で遊ぼう。

(46)浄瑠璃寺 (47)八坂寺 (48)西林寺

○2005年7月4日の旅○
 遍路巡礼がさっそく行き詰まった江口梨奈

【愛媛県松山市】 豪雨の中、目的もなく


 ○2005年7月16日・17日の旅○
 遍路巡礼とは関係ないけど江口梨奈

【広島県呉市・宮島町】 大和ミュージアム・他


 ○2005年10月31日の旅○ 
遍路ではなく神社への旅

【島根県出雲市】 出雲大社・他


 ○2006年1月11日の旅○
 江口梨奈、ひとり旅

【愛媛県西条市】 アサヒビール四国工場


 ○2006年5月1日の旅○
 ご近所パラダイス

【香川県三豊市】 朝日山森林公園


 ○2006年9月11日・12日・13日の旅○
 ゆふいんの森殺人事件

【大分県由布市】 湯布院温泉


 ○2007年4月9日・10日・11日の旅○
 「おそらく自分たちが最年少であろう」

【山口県秋吉町・萩市】 秋芳洞・秋吉台と萩温泉


○2007年9月22日・23日・24日の旅○
 鍾乳洞と鍾乳洞と「だがしかし」

【岡山県岡山市、他】 備中高松城・国分寺、他多数


 ○2008年7月28日の旅○
 
豪雨の中、目的だけがあり

京都府宇治市・京都市】 平等院・嵐山・嵯峨野

●これから行く旅●
(49)浄土寺 (50)繁多寺
(51)石手寺 (52)太山寺 (53)円明寺 (54)延命寺 (55)南光坊 (56)泰山寺 (57)栄福寺 (58)仙遊寺 (59)国分寺[c] (60)横峰寺
(61)香園寺 (62)宝寿寺 (63)吉祥寺 (64)前神寺 (65)三角寺 (66)雲辺寺 (67)太興寺 (68)神恵院 (69)観音寺[b] (70)本山寺
(71)弥谷寺 (72)曼荼羅寺 (73)出釈迦寺 (74)甲山寺 (75)善通寺 (76)金倉寺 (77)道隆寺 (78)郷照寺 (79)天皇寺 (80)國分寺
(81)白峯寺 (82)根香寺 (83)一宮寺 (84)屋島寺 (85)八栗寺 (86)志度寺 (87)長尾寺 (88)大窪寺
(00)高野山

 

●はじめに●

 なぜ、江口が四国八十八カ所を回るようになったのか。
 江口は香川県に住んでいます。遍路道はものすごく身近なものだったわけです。でも身近すぎて、所詮寺は寺、なんの感慨も無い存在でした。
 いつのころからか、ドライブ好きの江口父が、江口母としょっちゅうどこかへ消えるようになりました。帰ってきたと思ったら、納経帳に御朱印をもらってました。あれよあれよというまに大半の札所を制覇し、「あとは1泊覚悟じゃないといけない遠方ばかりだ」というところまで行ってしまいました。残念なことにその後江口父は他界し、全寺制覇には至りませんでした。
 その父の遺志を受け継いで。
 なんてことではなく。

 しかし、蛙の子は蛙。江口父の子は江口。気が付けばこの娘は、休みのたびに車を転がしてどこかへ行く娘になりました。
 とはいえ、江口は貧乏です。そんなすてきスポットにそうそう行ける身分ではありません。目的地はもっぱら、金のかからないところ。ゴハンを買うお金もないので自前でお弁当を用意し、入園料のいらない公園ばかりを狙って行ってました。
 そんな場所も有限。ついに江口は行き場を無くしました。

 「八十八カ所回るのって、どうだろう」。
 何の脈絡もなく話はここに繋がります。近所の公園を制覇した江口が次に設定した目的地、それが八十八カ所だった、と、言ってしまえばそれだけの話です。
 「八十八カ所ね、それも悪くないね」。
 悪くはないが、飛び抜けて良くもない。いずれ行くかも知れないが、今すぐ行かなければならないものでもない。行きたいねー、行こうかー、いつ行くー? と、行く気もないのに行く話ばかりしておりました。

 と、そこへ、こんなニュースが。

 『ワンテーママガジン・週刊 四国遍路の旅 創刊』 (全30巻)

講談社刊 週刊四国遍路の旅          

 年も明けて春が近づき「行きたいね」欲が高まっていた時期と、このニュース。講談社の販売戦略にまんまとひっかかったということか。ともかく、これのせいで江口の「行きたい欲」は確固たるものになっていきます。
 「春になったら行こう」。「今年の春は行こう」。「三十路記念に行こう」。どんどん予定が具体的になっていきます。
 そして4月になり、江口も三十路道に突入し、次の休みこそはさあ行こう! というところになって、江口は水ぼうそうで2週間寝込みました。

 そんなこんなでまた1ヶ月予定は延び。5月9日になってようやく実現したのでございます。

●『えぐちず2』のコト●

 せっかく行くのなら、そのへんのレポートをしてもいいんじゃないか。
 なのでこんなコンテンツを作ってみました。八十八カ所全部回るにはまだしばらくかかる、どうせ誰かに急かされるものでもなく、のんきに更新していけばいいじゃん。江口もこの歳になると焦ることを忘れます。マイペースで行くことを何も恐れなくなりました。そのマイペースって、自分が思う以上に遅いんだけど。そのへんは気にしない。『ドラえぶん』だって2年近く更新されてない。マイペースマイペース。あと、飽きたら止めるのも江口のペース。付いてこられないと置いてっちゃうよ。
 で、『えぐちず2』の『2』は何だ? と聞かれても。1のあとだから2。それ以上は教えられないね。

●そして出発●

 さあ、表もウラも計画が固まり。いよいよ江口遍路道、第一歩です。
 まず、旅の準備を調えます。お役立ちなのが上記(↑)の本。大きな地図から小さい地図、遍路の作法、はじめての人にも安心の、痒いところに手が届くとはこういうことかと言わんばかりの本でございます。うーん、でも江口はにわか遍路だし、というより単なる観光客だし。白衣や菅笠一式揃えることも無いだろう、そもそも売ってないし。それも含めて1番札所に行ったときに考えよう、と。ではお参りするときの写経や札は? ‥‥おいおい考えよう。線香や蝋燭は? ‥‥おいおい考えよう。こんなところでもマイペース。ちなみに、この旅では先輩である江口ママンに聞いたところ、「何も持って行ってない」とのことでした。よし、こんなのは形じゃないよ、心だよ。
 というわけで、本の教えは全く無視して、江口の旅はスタートするのでございます。
 バチがあたりませんように。

おまけの納経帳  ちなみに、『四国遍路の旅』を全巻定期購読すると、左(←)のようなバインダーと特製納経帳が特典で付いてきます。
 江口はこれを持って各所を回ったのですが、イカニモこの雑誌に乗せられたにわか遍路のようでとてもカッコ悪いです。
 しかもこの納経帳、紙質のせいで墨が乾きにくく、どこの納経所でも嫌がられます。5月9日に10カ所回りましたが、その10カ所全部で見事に嫌がられた上、最後には「どこ行っても言われるでしょ?」と念押しまでされた。やはり関係者の間で話が出ているのだろうか。あと、この付録が届いたのは3月ごろのはずだが、このわずかな期間にいったい何人のにわか遍路がコレを持って寺巡りをしたのか。フットワーク軽い軽い。

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えぐちず2

『えぐちず2』は、『江口梨奈のすてきページ』のいちコンテンツです。

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